ミネラルとは
体内では作ることが出来きず食物から摂取するしかありませんが、生理機能の維持・調節や生体組織の構成などの役割があることから、人が生きていく上では欠かせないな栄養素です。
一般的に、広く認知されているミネラルといえばカルシウムを想像するのですが、亜鉛、鉄分などは、ビタミンに負けずとも劣らないユニークな効果を持っているため、近年とても注目を集めています。
ミネラルの種類と効果
以下に、主なミネラルの種類と代表的な効果を記載します。
カルシウム
牛乳などの食品に多く含まれて、骨を作るミネラルとしてお馴染みです。
不足すると、骨粗鬆症を招くだけでなく、イライラしたりするなど、カルシウムは精神にも働くとても重要な栄養素です。
鉄分
レバーなどの食べ物に多く含まれていて、血液を造るための原料として有名です。
不足すると、貧血を招を招くことから、鉄分はしっかりと補給する必要があります。
ビタミンCと同時に摂取することで、吸収率が高まります。
マグネシウム
カルシウムと一緒に、骨や歯を形成する材料となるミネラルです。
また、マグネシウムは、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防する働きや、ビタミンCと同様にストレス緩和に役立つことから、現代社会には欠かせない栄養素です。
セレン(セレニウム)
抗酸化作用がとても強いことから、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどと同様に癌の予防に役立つとして注目をされているミネラルです。また、セレニウムはアンチエイジングで利用されるなどで、女性に人気の栄養素です。
亜鉛
牡蠣などの食品に多く含まれており、味覚を正常に保つ働きが有名なミネラルです。
美しい肌を作る上で亜鉛は大切であり、また、亜鉛はカルシウムと同様に、精神安定を行う働きもあるなど、非常に多くの効能を持っています。
ナトリウム
現代社会では過剰に摂り過ぎており、高血圧などの原因の一つといわれています。
しかし、ナトリウムは体液と成分となることから、必要不可欠なミネラルです。